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紙袋のマチとは?サイズの見方・用途別の選び方・注意点を解説
目次
紙袋を選ぶときに、幅や高さは確認していても、マチまで意識できていないケースは少なくありません。
マチは、紙袋の奥行きにあたる部分です。マチの広さによって、入れられる商品の厚み、底面の安定感、紙袋の見た目、持ち運びやすさが変わります。
たとえば、A4資料のような薄いものを入れる場合は、そこまで広いマチは必要ありません。一方で、箱入り商品、ギフト、アパレル、テイクアウト商品などを入れる場合は、マチが足りないと商品が入りにくくなったり、紙袋の形が崩れたりすることがあります。
特にオリジナル紙袋を作る場合は、マチのサイズがデザインの見え方、印刷範囲、紙の使用量、コストにも関わります。紙袋を用途に合わせて作るには、幅・マチ・高さのバランスを考えることが大切です。
この記事では、紙袋のマチの意味、サイズの見方、用途別の選び方、オリジナル紙袋を製作する際の注意点を解説します。
この記事の要点
- 紙袋のマチとは、紙袋の奥行き・厚みを作る部分のことです。
- マチがあることで、箱入り商品やギフト、食品など厚みのある商品を入れやすくなります。
- マチが狭すぎると商品が入りにくく、広すぎると中で商品が動きやすくなります。
- A4資料、アパレル、ギフト、テイクアウトなど、用途によって適したマチの広さは異なります。
- オリジナル紙袋では、マチのサイズがデザイン・印刷範囲・コストにも影響します。
紙袋のマチとは

紙袋のマチとは、紙袋の奥行き・厚みを作る部分のことです。
紙袋を正面から見たときの横幅ではなく、横から見たときの奥行き部分を指します。紙袋のサイズは、一般的に以下の3つで表します。
幅 × マチ × 高さ
幅は、紙袋を正面から見たときの横幅です。
マチは、紙袋の奥行きです。
高さは、紙袋の縦の長さです。
たとえば、幅320mm、マチ110mm、高さ320mmの紙袋であれば、正面の横幅が320mm、奥行きが110mm、縦の高さが320mmという意味です。
マチがあることで、紙袋に厚みのある商品を入れやすくなり、底面も安定しやすくなります。箱入り商品やアパレル、食品、ギフトなどを入れる紙袋では、マチのサイズが使いやすさに大きく影響します。
紙袋全体のサイズ選びについては、紙袋サイズの選び方の記事でも詳しく解説しています。
紙袋にマチがあるメリット
紙袋にマチがあると、入れられる商品の幅が広がります。特に厚みのある商品を入れる場合、マチの有無や広さは重要です。
厚みのある商品を入れやすい
マチがある紙袋は、箱入り商品や雑貨、衣類、食品など、奥行きのある商品を入れやすくなります。
マチが狭すぎると、商品が入らなかったり、入っても紙袋が不自然に膨らんだりします。見た目のバランスが悪くなるだけでなく、紙袋に負荷がかかり破れやすくなることもあります。
底面が安定しやすい
マチがある紙袋は、底面が広くなるため、商品を入れたときに安定しやすくなります。
特に、弁当、菓子箱、ギフト箱、雑貨などは、底面が安定している方が持ち運びやすくなります。テイクアウト用やギフト用の紙袋では、マチの広さが使いやすさに直結します。
紙袋が自立しやすい
マチがある紙袋は、商品を入れる前でも立てて置きやすくなります。
店舗で商品を袋詰めするときや、イベントで配布物を準備するときにも、紙袋が自立しやすいと作業しやすくなります。
商品がきれいに収まりやすい
紙袋のマチが商品に合っていると、中の商品がきれいに収まり、見た目の印象も良くなります。
ギフトやブランド商品では、紙袋の大きさが商品に合っているだけで、丁寧で整った印象を与えやすくなります。
マチの広さで紙袋の使いやすさは変わる
紙袋のマチは、広ければ良いというものではありません。入れる商品や用途に合わせて、適切な広さを選ぶことが大切です。
マチが狭い紙袋に向いているもの
マチが狭い紙袋は、薄手の商品や平たいものを入れるのに向いています。
たとえば、以下のような用途です。
- A4資料
- パンフレット
- カタログ
- 薄手の書類
- 小物
- 平たいパッケージ商品
資料や書類だけを入れる場合は、マチが広すぎると紙袋の中で中身が動きやすくなります。必要以上に大きい紙袋は、持ちにくく見た目の収まりも悪くなることがあります。
マチが広い紙袋に向いているもの
マチが広い紙袋は、厚みのある商品や底面を安定させたい商品に向いています。
たとえば、以下のような用途です。
- 箱入り商品
- 菓子・ギフト
- アパレル商品
- テイクアウト商品
- 弁当・食品
- 雑貨
- 引き出物
マチが広いと、商品を入れやすく、底面も安定しやすくなります。ただし、商品に対してマチが広すぎると、中で商品が動きやすくなるため注意が必要です。
用途別のマチの選び方

紙袋のマチは、用途によって適した広さが変わります。ここでは、よく使われる用途別にマチの選び方を紹介します。
A4資料・カタログ用
A4資料やカタログを入れる紙袋では、資料の厚みに合わせてマチを選びます。
A4用紙を数枚入れる程度であれば、広いマチは必要ありません。ただし、会社案内、パンフレット、カタログ、ノベルティなどをまとめて入れる場合は、ある程度マチに余裕がある紙袋の方が使いやすくなります。
展示会や説明会で配布する紙袋は、来場者が複数の資料を入れて持ち歩くこともあります。資料の量や重さを想定して、マチと持ち手の強度も確認しましょう。
アパレル用
アパレル用の紙袋では、服の種類や畳み方によって必要なマチが変わります。
Tシャツや薄手の衣類であれば、標準的なマチでも対応しやすいです。一方で、ニット、パーカー、アウター、複数点購入の商品を入れる場合は、マチに余裕が必要です。
アパレル用紙袋は、商品を入れたときの見た目も重要です。大きすぎると中で服が動き、小さすぎると紙袋が膨らんで見えてしまいます。ブランドイメージに合わせて、紙袋の幅・マチ・高さをバランスよく選びましょう。
ギフト・菓子用
ギフトや菓子用の紙袋では、箱の奥行きに合わせたマチ選びが重要です。
マチが狭いと箱が入りにくく、無理に入れると紙袋の形が崩れます。反対にマチが広すぎると、箱が紙袋の中で動きやすくなり、見た目も不安定になります。
ギフト用途では、紙袋のサイズ感が印象に影響します。商品箱に合ったマチを選ぶことで、受け取ったときにきれいで上品な印象を与えやすくなります。
テイクアウト・食品用
テイクアウトや食品用の紙袋では、底面の安定感が特に重要です。
弁当、惣菜、スイーツ、箱入り食品などは、傾くと中身が崩れたり、汁漏れにつながったりする可能性があります。商品の底面サイズに合ったマチを選ぶことで、紙袋の中で商品が安定しやすくなります。
食品用の場合は、サイズだけでなく、紙の厚みや持ち手の強度も確認しましょう。
展示会・イベント用
展示会やイベント用の紙袋では、資料やノベルティをまとめて入れることが多いため、マチ不足に注意が必要です。
A4資料だけでなく、カタログ、冊子、サンプル品、ノベルティを入れる場合は、マチに余裕を持たせた紙袋が使いやすくなります。
また、展示会用の紙袋には企業ロゴを印刷することも多いため、マチだけでなく、正面の幅や高さ、ロゴの見え方も合わせて考えましょう。
紙袋のマチを選ぶときの注意点

紙袋のマチを選ぶときには、いくつか注意したいポイントがあります。
商品とぴったりすぎるマチは入れにくい
商品の奥行きとほぼ同じマチを選ぶと、紙袋に商品を入れにくくなることがあります。
特に箱入り商品は角が引っかかりやすく、出し入れの際に紙袋が傷む場合があります。商品より少し余裕のあるマチを選ぶと、出し入れがしやすくなります。
マチが広すぎると中で商品が動く
マチは広ければ良いわけではありません。
商品に対してマチが広すぎると、紙袋の中で商品が動き、見た目の収まりが悪くなります。ギフトやブランド商品では、商品が動くことで高級感が損なわれることもあります。
マチは、商品の奥行きと使用シーンに合わせて選ぶことが大切です。
幅や高さとのバランスも重要
マチだけを広くしても、幅や高さとのバランスが悪いと使いにくい紙袋になります。
たとえば、マチが広くても高さが足りないと中身が見えてしまいます。幅が狭すぎると、商品が横方向に入らないこともあります。
紙袋は、幅・マチ・高さをセットで考えましょう。
重い商品は紙質や持ち手の強度も見る
重い商品を入れる場合は、マチだけでなく、紙質や持ち手の強度も確認が必要です。
底面が広く安定していても、紙が薄いと破れやすくなります。また、持ち手に負荷がかかるため、紐の種類や取り付け部分の強度も重要です。
重い商品を入れる紙袋では、サイズ・紙質・持ち手をまとめて検討しましょう。紙袋の強度については、今後作成予定の「紙袋 強度」記事と内部リンクすると、関連性を強化できます。
マチ部分への印刷も考える
オリジナル紙袋を作る場合、マチ部分にデザインやロゴを入れることもあります。
紙袋は正面だけでなく、横から見えるマチ部分も印象に関わります。ブランド名や柄をマチ部分に入れることで、紙袋全体のデザイン性を高められる場合があります。
ただし、マチ部分への印刷は、デザインの配置や展開図の考え方が関わります。紙袋の展開図については、紙袋展開図を作る為のポイントも参考にしてください。
オリジナル紙袋ではマチもデザイン・コストに影響する
オリジナル紙袋を作る場合、マチは使いやすさだけでなく、デザインやコストにも影響します。
マチが広くなると、紙袋に使用する紙の量が増えます。サイズや仕様によっては、コストが変わることもあります。また、マチの広さによって展開図の形や印刷範囲も変わるため、デザインの見え方にも関係します。
特に、ロゴやブランドデザインを入れる場合は、正面だけでなく、側面やマチ部分の見え方も考えると、より完成度の高い紙袋になります。
紙袋をオリジナルで作る場合は、入れる商品のサイズだけでなく、持ったときの見た目、店頭で渡すときの印象、印刷したいデザインの範囲まで考えてマチを決めることが大切です。
紙袋の素材選びについては、紙袋の素材・材質の種類と失敗しない選び方を解説もあわせて確認すると、紙袋の仕様を決めやすくなります。
紙袋のマチで迷ったら相談がおすすめ
紙袋のマチは、入れる商品の奥行きだけで決めるものではありません。
商品のサイズ、重さ、用途、見た目、持ち運びやすさ、印刷範囲、コストなどを考えて、幅・マチ・高さのバランスを決める必要があります。
山元紙包装社では、既製品にロゴを印刷する小ロット・短納期対応のセミオーダー紙袋から、サイズ・紙質・印刷範囲・持ち手まで指定できるフルオーダー紙袋まで、用途に合わせたオリジナル紙袋の製作に対応しています。
入れる商品や使用シーンが決まっている場合は、紙袋のマチやサイズについて相談することで、より使いやすい紙袋を作りやすくなります。
紙袋のマチに関するよくある質問
紙袋のマチとは何ですか?
紙袋のマチとは、紙袋の奥行き・厚みを作る部分のことです。紙袋のサイズは、幅・マチ・高さで表され、マチがあることで厚みのある商品を入れやすくなります。
紙袋のマチはどこを測ればいいですか?
紙袋を横から見たときの奥行き部分がマチです。紙袋サイズで「幅×マチ×高さ」と表記されている場合、中央の数値がマチのサイズです。
マチが広い紙袋はどんな用途に向いていますか?
マチが広い紙袋は、箱入り商品、菓子、ギフト、アパレル、テイクアウト商品、雑貨など、厚みのある商品を入れる用途に向いています。底面が安定しやすいため、食品やギフトにも使いやすいです。
A4資料を入れる紙袋にマチは必要ですか?
A4資料を数枚入れるだけであれば、広いマチは必須ではありません。ただし、カタログやパンフレットを複数冊入れる場合や、ノベルティも一緒に配布する場合は、マチに余裕がある紙袋の方が使いやすくなります。
オリジナル紙袋はマチのサイズを指定できますか?
フルオーダー紙袋であれば、幅・マチ・高さを用途に合わせて指定できます。既製品を活用するセミオーダー紙袋の場合は、用意されているサイズの中から用途に合うものを選ぶ形になります。
まとめ
紙袋のマチとは、紙袋の奥行き・厚みを作る部分のことです。紙袋サイズは、幅・マチ・高さの3つで考えるのが基本です。
マチがあることで、厚みのある商品を入れやすくなり、底面も安定しやすくなります。箱入り商品、ギフト、アパレル、食品、展示会配布物などでは、マチの広さが使いやすさに大きく影響します。
一方で、マチは広ければ良いわけではありません。商品に対してマチが広すぎると中で商品が動き、狭すぎると入れにくくなります。幅・マチ・高さのバランスを見ながら、用途に合ったサイズを選ぶことが大切です。
オリジナル紙袋を作る場合は、マチがデザイン、印刷範囲、紙の使用量、コストにも関わります。入れる商品や使用シーン、見せたい印象に合わせてマチを決めることで、使いやすく見栄えの良い紙袋を作りやすくなります。
山元紙包装社では、用途に合わせたオリジナル紙袋の製作に対応しています。紙袋のマチやサイズで迷っている方、店舗用・展示会用・アパレル用・ギフト用の紙袋を作りたい方は、ぜひご相談ください。
この記事の監修者
山元紙包装社 代表取締役 山元 康平
1954年創業、1970年設立の山元紙包装社にて、紙袋・紙箱・ポリ袋・不織布バッグなど、 各種オリジナルパッケージの製作相談に対応しています。
店舗用、展示会用、アパレル用、ギフト用など、用途に合わせた紙質・サイズ・印刷方法・仕様選びを提案しています。




