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【紙袋素材】晒クラフト紙とは?

晒クラフトとは?

晒クラフトとは

白色クラフト紙とも呼ばれることがある晒クラフト紙は、数ある紙袋の素材のなかでも多く使用されているものの1種です。色合いとしては普通の白い素材に思えるかもしれませんが、コピー用紙とは異なった雰囲気が独特の存在感を出しています。

今回は、晒クラフト紙や紙袋のメリット、デメリットについてそれぞれご紹介します。

クラフト紙とは異なる晒クラフト紙について

晒クラフト紙は、紙袋の素材としては一般的な素材として通常のクラフト紙に並んで広く知られています。通常のクラフト紙の場合、まず木材をチップ状に加工し、薬品を加えて熱処理を行うことで紙として成形されます。

一方で、晒クラフト紙は、熱処理を行うなかで漂白加工を行います。これにより、光沢のない真っ白なクラフト紙、晒クラフト紙は作られるのです。「晒」は、漂白するための薬剤に「さらし」ているためにこのように名付けられました。

通常のクラフト紙と比較すると、漂白する都合上、強度は少し劣ります。しかし、クラフト紙であることには違いありませんので、同様に白い印刷用紙などとは比較にならないほど強度が優れているのが特徴です。

白のクラフト紙素材といえば、ほかにコート紙が挙げられます。こちらは表面にコーティングが施されているのが特徴です。コート剤を用いることで、表面はツルツルして光沢があります。現代におけるプリンター技術と相性がよく、フルカラーデザインには最適です。

一方、晒クラフト紙も同じように真っ白な素材ではありますが、表面はコート剤でコーティングされていないため、クラフト紙特有のザラザラとして手触りです。

インクを弾きにくいので、和風やナチュラルなデザインにはぴったりな素材です。多量のインクで表面を印刷するベタ印刷で晒クラフト紙をデザインする場合は、色移りしないようにニス引き加工をすることをおすすめします。

晒クラフト紙を用いた紙袋3つのメリット

クラフト紙でありながら漂白して真っ白になった晒クラフト紙には以下のように、同素材ならではのメリットがあります。

  • 低コスト
  • フルカラー印刷が可能
  • 印刷用紙とは異なる雰囲気

晒クラフト紙を用いた紙袋のメリットを3つご紹介します。

1.低コストで用意できる

紙袋の素材としては、さまざまなデザインを自由に施せるコート紙のほうが優れているように見えるかもしれません。

一方で、クラフト紙はコート紙と比べてかかるコストが少ないのが特徴です。コート紙よりも低コストで用意できるうえに、白いおかげでさまざまなデザインが施せます。

2.フルカラー印刷が可能なクラフト紙

漂白を行っていない通常のクラフト紙は、木の雰囲気を感じる茶色さが特徴的です。しかし、全体が茶色なのでフルカラー印刷に向いていません。

ですが、フルカラー印刷に最適な真っ白な晒クラフト紙なら、生地色に左右されることなく自由にプリントできます。

3.印刷用紙とは異なる雰囲気をデザインできる

晒クラフト紙とコート紙は、真っ白な素材という点で共通しています。しかし、表面にコート剤をコーティングしていない点では異なっています。そのためフルカラー印刷でもまったく違う雰囲気をデザインできるのが特徴です。

クラフト紙は、木ならではの触り心地や雰囲気を持っています。木特有のナチュラルな雰囲気とカラー印刷を両立できるのは、晒クラフト紙ならではです。

覚えておきたい晒クラフト紙袋3つのデメリット

紙袋として優れたメリットが目立つ晒クラフト紙ですが、覚えておきたいデメリットも存在します。それぞれ見ていきましょう。

1.コート紙と違い水に弱い

コート紙は、表面にコート剤でコーティングすることで、水に対する耐性をある程度獲得しています。しかし、クラフト紙にはそのような加工がなされていません。たとえば、雨が降っているような日には、晒クラフト紙袋は向かないでしょう。

2.厚さが薄めで少し頼りない

コート紙と比べると、晒クラフト紙はやや厚さが薄いのが特徴です。そのため、サイズが大きめの紙袋に用いるには少し頼りないでしょう。

3.色が沈む

コート剤がコーティングされていないので、プリントの際にインクが素材に沈みがちです。和風やナチュラルなデザインを演出するには最適ですが、場合によっては素材の雰囲気と合わないこともあるでしょう。

晒クラフト紙で好みのデザインを演出

晒クラフト紙は、クラフト紙でありながらコート紙のように真っ白であるために好きなデザインを施せます。それでいて、コート紙よりもコストが安いのがポイントです。和風やナチュラルなデザインを施したいのであれば、晒クラフト紙は最適でしょう。

しかし、水に弱いなどコート紙と比べた際のデメリットについても覚えておくことが大切です。素材の特性を把握して、紙袋を活用しましょう。

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